わたしについて

~Yamagami Maho~

ポーセレンレースドールとの出会い

昔から、ヨーロッパの名陶から古伊万里まで
陶磁器が大好きで、
美しいティーカップやフィギュリンを集めたりしていました。
ポーセレンレースドールとの出会いは、
結婚祝いにいただいたチューリンゲンレースドールでした。
磁器とは思えない繊細さ、美しさに驚き、
その時の感動が原点になっています。
出会いの感動をずっと忘れず制作したいと思っています。

レースが好き、ドレスが好き

美しいもの、繊細なものにとても惹かれます。
レースのドレスはその最たるもので、
舞台や映画でドレスのレディが登場すると
お衣装ばかりに目が行ってしまいます。
レースのドレスの美しさ、繊細さを
いつもまでも閉じ込められるレースドールに魅了されたのは、
磁器もレースもドレスも好きだった私にとって、
必然の出会いだったようにも感じます。

自分と向き合う

作品づくりは、自分の思いや好きなもの、
こだわりをぎゅっと詰め込む作業です 。
出来上がった作品は自分のこだわりを集めた
イメージの結晶のようなもの 。
正解のない自由な表現だからこそ、
自分の目指す形をイメージすることが大切です。
心と対話し、作品に向き合い、想像力をもって、
自分らしいオリジナル制作を続けていきたいと思っています。

魅力を感じていただけるように

はじめてレースドールを知って魅了されてからずっと、
私の中でその魅力は変わらないどころか、
知れば知るほど感じる奥深さに魅かれ続けています。
18世紀より今に伝えられ、それに触れることができた事が
奇跡のようにも感じます。
その奇跡が続き、これからも多くの方に愛され、
技術や作品たちがずっと受け継がれてほしいと願います。
私の作品をご覧いただくことで、
レースドールの魅力を現在、そして未来に
伝えられる一助となりましたら、この上ない幸せです。

山上真帆 やまがみまほ

1999 年 レースドール講師 葭矢慶子氏、高見浩美氏に師事
2009 年 ポーセラーツ講師 池田幸氏に師事
    日本ヴォーグ社ポーセラーツインストラクター資格取得
2007年 大阪府茨木市にアトリエ開設

【入選・受賞歴】

2015 年 「 21 世紀アート ボーダレス展」
       (東京都美術館)
2016年 「ニュークリエイティブ展」入選
        (東京都美術館)(現代手工芸協会主催)
2018年 「新院展」入選
         (東京都美術館)(新日本美術院主催)
2019年  「新院工芸部展 国際公募東京アート工芸2019 」入選・入賞
        (国立新美術館)(新日本美術院工芸部主催)
2020年  「国際公募 東京アート工芸 2020 」入選・入賞
        磁器レースドール部門賞・協賛社賞受賞
        (国立新美術館)(東京アート工芸主催)
2021年  宝塚市主催「アートと泊まるプロジェクト」入賞
2022年  「国際公募 東京アート工芸 2022」入選・入賞
       磁器レースドール部門賞受賞
       (東京芸術劇場)(東京アート工芸主催)
2023年  「国際公募 東京アート工芸 2022」入選
       (東京芸術劇場)(東京アート工芸主催)

【個展・グループ展・教室展】

2007年 ホテル日航茨木Master‘s Collection Series 16
     「茨木在住の巨匠展シリーズ レースドール展」
       (旧ホテル日航茨木)
2008年 「ポーセレンレースドール展in芦屋」作品出展
       (芦屋ラポルテホール)
2010年 「ポーセレンレースドール展」第1回 アトリエ教室展
       (茨木市立ギャラリー)
2013年 「ポーセレンレースドール展」第2回 アトリエ教室展
       (茨木市立ギャラリー)
2016年 「ポーセレンレースドール展」第3回 アトリエ教室展
       (茨木市立ギャラリー)
2017年 「LUXE STYLE レースドール 展」
        (茶屋町画廊)
2019年 「ポーセレンレースドール展」第4回 アトリエ教室展
        (茨木市立ギャラリー)
2021年 「山上真帆 ポーセレンレースドール展 」
        (京都・長楽館「貴婦人の間」)
2022年 「宝塚ホテルロビー展」(1/5~2/28)
2022年 「ポーセレンレースドール展」第5回 アトリエ教室展
        (茨木市立ギャラリー)