作品について

~works~

レースの繊細さと気品

「焼きものなのに繊細で軽やかでやわらかそう!」
最初にレースドールを見た時の感動は忘れらません。
それは焼きものになっているのが「レース」だから。
レースの美しさ、魅力をそのまま表現していきたいです。
 
美しいリバーレースのドレスをまとったかのような、
繊細で華やかで、そして気品ある凛とした姿が理想です。

ストーリーを感じる作品

レースのドレスの柔らかな動きをそのまま表現できるのは、
磁器であるレースドールの特徴だと思います。
 
まるで何かのシーンのスナップ写真のような、
何気ない日常を切り取ったような表現を心掛けています。
 
楽しそうな笑い声、風の音、明るい陽射しなど 、
作品を取り巻く空気や背景、作品のストーリーを
感じ、想像を膨らませていただけると嬉しいです。
 
作品は目を楽しませてくれるもの。
作品を見ると笑顔になりしあわせを感じられるような
心温まる世界を表現していきたいです。

古き良きものの魅力

自由な制作とはいえ、時代や場面を設定して制作しますので、
服飾史や文化史、その時代の生活様式など 、
あまり矛盾のないように調べ、制作に挑みます。
それもまた楽しい作業で、資料ばかりがたまっていきます。
 
古き良き伝統的なデザインや色彩を大切にしつつ、
レースドールの魅力をさらに生かせるよう私らし いアレンジを試みます。